体力テスト
赴任してすぐ1学期が終わる手前に体力テストを行いましたが
今回4学期の終わりに今年度の終わりとして再び体力テストを実施しました。
ホントは3年生に対しても2回行いたかったけど休みに入る時期の違いにより
とりあえず6年生にだけ
1回めとの違いとして2回めは、
・記録用紙を先に配布する
(1回めは種目を測るごとにワタシに結果を言いに来させて全種目まとめたあと紙を配布し記入させた)
・2人組みになってお互いを見合い結果を書いて伝えてあげる
(1回めも2人組で行ったもののワタシに結果を言いに来させたためコミュニケーションが不十分だった)
・種目の得点をその場で記入する
(1回めは教室でまとめて行った)
・各種目の男女別ベスト5を発表する
といったことをしました。
反復横跳び
2回めともなると6年生はだいぶテストの要領を把握していたのもあったし、
上記の制度を取り入れたことで
体育の時間を教室ではなく毎回体育館で行うことができたし、
言いに来させる時間がなくなったためにすごく時間の短縮になりました。
また、ワタシが指揮しなくても子どもたち同士でああやこうやとテストを進行する様子や
測っていない種目を積極的に自分から授業外の時間で測りたいと言いに来たり、
自分の限界までがんばろうとする様子が見えてとても嬉しかった(^O^)
ベスト5を発表して自分の頑張りを他人に評価される機会を設けたのもよかったかなと🤔
ただ少し気になってしまうのは、記録ホントに正しくとれてる?ってとこ。
子どもたちの自律性を信じてはいるもののたまにどうも怪しい記録があったりする、、
まあズルしてもなにの得にもならないことだけ伝えてあとは任せるかな、やっぱ
あと、ベスト5を発表して相対評価を行うものの
体力テストを行う上でずっとずっと大事にしてきたことは“個人内の伸び”
1回めの体力テストのフィードバックを行ったあと
「はじめてだから結果が悪くても仕方がない。次テストするときに今回の記録より記録が伸びればそれでいい。」
と言ってから早半年。
今回テスト実施前にも、前の記録用紙を子どもたちに返して今回の記録用紙の端に前の記録を小さく書かせて前の記録への意識をもたせました。
ベスト5を発表する際にも最後には必ず「前の記録より伸びた人ー?!」と挙手制🙋🙋♂️
そうしていくと子どもの口からも
「何回だった!」や「何点だった!」のほかに
「前より記録伸びた!」
って聞こえてくるようになった!
うん、うん、大事だよね、その感覚😊
成長するってうれしいよね( ˆoˆ )/
記録用紙にはほかにも自分のいいところ苦手なところとかも。
人によって得意不得意はちがうし、
あんまり体育得意としてなくて苦手意識感じてる子にも
自分の強みを見つけて欲しくって。
自分が能力高いって思ってる子に不得意なところを放置してほしくなくって。
モンゴルではホントに個人内の伸びってまったく意識されてないように感じてて
それは体育だけじゃなくて勉強面でもそうみたいやけど
自分の成長を自分で実感したり、その成長を他人に認めてもらうのって
自信がついてすごく大事なことだと思ってる。
から、忙しくてなにも記録にしたり見える化はできなくても
子どもの成長に気づいたらもっともっと褒めていってあげてほしいなと。
だって子どもたち記録用紙見ながらいっしょに話してると
自分の体力についてとてもよく考えるし
いっしょに考えて褒めたりしてあげるとすごく嬉しそうなんだもん〜😆❣️
6гの子どもたち。
日本でいう6年生〜中1の年やからこの1年でみんなすごく顔つきが変わった!
大人っぽくなった!体力も伸び盛り!
11月からずっと見てるクラスの子たち。
モンゴルのやり方でないアップ方法とか取り入れたけど
いまではとてもスムーズに補強運動まで行えるようになった!
ありがとう( ˆoˆ )/来年度もよろしくね( ˆoˆ )/