ゲルとか、ウマとか、こちょんとか

青年海外協力隊体育隊員です。二年間モンゴルで生活します。

赴任3ヶ月が経ち、1学期が終わりました。

協力隊への志望動機を書き、次はフツー

日本での70日の訓練だったり、

現地での1ヶ月の首都生活について書くんだろうけど

なんせブログを始めるのが遅かった!()

もう3ヶ月経ってしかも1学期終わっちゃった!()

てことで、今回はその記事です(^O^)

 

訓練期間等の超楽しい思い出たちはおまけの記事としてちょいちょい書いていきます!きっと、、、

 

 

さて、もう11月になりました。

モンゴルの学校はというと、9月に年度が始まり8週間授業を行い1学期終了です。

いったん、1週間だけですがお休みになります。(ちょうど今はお休み!)

 

9月1日の始業式から、ついに夢に見ていた途上国の子どもに体育を教えるという活動のスタートが切って落とされたわけですが、

まあそんな夢物語のはずはなかった!

 

この2ヶ月間、

はじめの1ヵ月は5人いる現地の体育教諭の授業見学しながら、授業に来ないワタシのCP(カウンターパート:JICAボランティアとともに協力して活動する現地の職員)の代わりに特別支援の子どもの体育をみたり、体育の授業の時間に特に体を動かすことをしていない子どもたちに声をかけて簡単に体操を一緒にしたりしていました。

10月に入ると2週間、教員が4人抜けるとのことでそれはそれはむちゃぶりに小中学生の体育の授業を1人で受け持つという事態が発生しました()

モンゴル語はまだまだかつ威厳なんて微塵もないワタシの授業では子どもたちはきっとパラダイス。自由に走り回るは、勝手なことしてケンカしてケガしたとかでわめくはもう大変( Д)

いままでの人生でそんなに人に怒鳴るとかしたことのなかったワタシですが、はじめの1週間は怒鳴りまくった。なんなら日本語で怒鳴ってた()

自分にこんなに怒りの感情あるんやな、と新発見でした()

けど怒鳴ったって聞きやしないからそれならもうと、ワタシの伝えることについてきてくれる子たちにちゃんと運動を教えてあげよう!と次の1週間は気楽に自分も運動を楽しみました

 

そんな感じで授業を見たり、授業をしたりしてみえてきた体育の授業の現状はというと、

・先生たち授業にフツーに遅れてくる

・子どもたちの集中力のなさ

・子どもの体力のなさ、秩序の守れなさ

体育がただの自由に遊ばせる時間

・自由じゃないにしても走らせて体操させるだけ

・運動環境の悪さ(グラウンドにゴミやガラスの破片、体育館に不必要なイス等)

 

はじめのブリーフィングの時に聞いた話ではいろいろな運動を通して能力をつけさせるとか言ってたから、できあがってる学校なのかなと思っていたのに、、

なんやこれは!体育の「体」の字のにんべん書き始めたくらいやないか~と。笑

 

ただそれでもできていることはあるし、先生たちが一喝すると子どもはすぐ黙る。すごい、、、

そういったいいところは残しつつ、子どもがいろいろな運動を安全な場で楽しく実施できるそんな体育がしたい。

 

ていうのがワタシの思い。

やけどなかなかにしんどいことは多くて、協力隊の多くの人が感じたことあるんやろうけど

え?自分求められてる?ていうあれ。

先生たちからなにかを一緒に考えてほしいだなんていまだにゆわれないし

授業あんなやのに改善しようという意思なんてまったく見えへんし

このままでいいと思ってるんやろうな感がすごい、、、

やから自分が変えていけそうな環境面からはじめアプローチしたけど

グラウンドのゴミ拾い全然相手にされへんし、なんならちょっとバカにされたよねー

 

f:id:kochon67:20181103100540j:image
f:id:kochon67:20181103100535j:image

けどそれに関してはやめなかったらたくさんの子どもが手伝ってくれた!!!

死ぬほど嬉しかったし、子どもがいつかゴミ拾ってた日本人いたな~って思い出してくれてポイ捨てとかしないそんな人間になってくれたらもうそれでいいよ!

 

 

そして1番の問題はCPと呼ばれるワタシに一番関わって協力してくれないといけない人があまり協力的でないし、すごく自分勝手なことにあるんだよーーー

これに関しては書くとただの愚痴にしかならんからもう書かんけど、それはそれはなかなかに反りが合わないなと思っています。

それでもこっちから推し進めたら今のところはやりたいことはできてるし、幸い校長先生が良い人で授業以外のことに関しては違う先生をつけてくれたりで

まだなんとかなってるかな?といった感じ。

 

CPとうまくいってる人とか、配属先からしっかりしたニーズある人とか

そりゃうらやましく思わないことなんてないけどさ、

現状しゃあないし、その人たちと立場が変わるわけでもないねんし

とはずっと思ってはいたもののそりゃけっこう思いつめてたこともあった。

けど気づいた!

自分がやっててちゃんと楽しいことをしよう(^O^)!  って

甘っちょろいとかもっとハングリーになれとかゆわれたらそうかもやけど、自分が楽しくないことを相手に強要したってそりゃ楽しくはならんよなー。 って

まずは自分が楽しもう( ˆoˆ )/そう思うようになるとだいぶ先は明るくなった◎

自分なりにできることやれることからやっていくよ~

やけど楽しくやる中でも現状打破する努力はしてみる!

できる限りの手を尽くす前の泣き寝入りだけはせん!

負けず嫌いなんよ、うちは。

 

 

とりあえずはじめてみてること

・担当クラスを自分から志願し、はじめは体力測定

・中高生や先生方に向けて放課後ヨガ

・日本語クラブ

(・環境整備も少しずつ根付くといいな)

 

f:id:kochon67:20181103100641j:image白線ないのでコーンを用いてコース作り(50m走)
f:id:kochon67:20181103100638j:image第1回ヨガ
f:id:kochon67:20181103100633j:image第1回日本語

 

 

2学期からの取り組みとして

・小学生に対してのクラブ活動

・年間指導計画を立てた上で様々な運動の実施

・先生たちに対しての技術指導

・担当クラス以外の子どもに向けてもなにかしらの形で運動を伝えること!

諸々を考えています。

 

休みのうちにちゃんと自分のやりたいことが明確に伝わるよう準備しようと思います。

なにか一つでも現地教諭にピンとくるものがあればいいな~

 

 

よく日本の友達とかに

「大変そうやけど、楽しそう」

とか

「こちょんなら大丈夫」

とか言ってもらいます。

 

たしかにまじでなんやねん!って思う日も多々あるけど

わりと毎日楽しく過ごしてるし

まだまだ頑張る気持ちは失ってない(^O^)

 

高校生ぶりのブログ、、終わり方がわからん、、(笑)