変えたいのはワタシだけ?
さいきん抱える葛藤を少し。
ワタシなりに勤める学校の体育で問題だと思うこと
・教師が授業に来ない、遅れてくる、子どもを放置することがしょっちゅうある
・ただ走らせる、ただボールを渡して自由にしなさいの授業
・苦手な子どもがそもそも授業にこない、来てもイスに座って見てるだけ
・ルールやマナーなどがなく好き勝手放題
それを少しでも改善したくっていろいろ考えて授業に臨んでる。
毎回の授業でうまくいったこととうまくいかなかったことを書き出して改善に臨んでる。
授業に参加しない子どもたちに対しても声をかけて参加を促している。
子どもたちはやればできると思っている。
この学校でもいろいろな工夫した運動ができると思っている。
いろいろな運動をすることが、子どもたち同士の関わり合いを深めていくのが大事だと思っている。
こんな状況の体育の時間を変えることが必要だと思っている。
これはぜんぶワタシだけが考えてることなんかなとすごく思ってしまう
なんせCPはワタシの授業に一緒に入ってくれない
隣のクラスの先生はこないから横の子たちが乱入してきたりしてワタシの授業の正直いって邪魔になる
他の同僚もワタシがやることに特に関心を抱いていない
協力してくれへんだけじゃなくてもはや邪魔してくるってほんまに何事って感じで
どうにもこうにもなにを望んでいるのかがわからない。そんな感じで。
とりあえず、日本の体育がどんなことをしているのか知りたいという感じだったから
パワポにまとめてプレゼンしてみるついでにちょっといろいろつっこんで聞いてみたけど
そもそも知りたいって言ってたことやから伝えたくて用意したけど
あんまりちゃんと聞いてくれてなかったし、
なんで子どもを自由にさせるの?の問いかけには曖昧な答えが返ってきたり
言いくるめられそうになったり
手ごたえうすかったな~って気持ち
次の日、JICAの調整員さんの出張がたまたまあって
ついでに校長先生も含めて少し話し合い。
ワタシがきのう伝えたかったことはあんまりうまく伝わってなかったようで
というかいろいろぐっちゃぐちゃなってたな~
校長先生の提案で体育教員全員がワタシの授業1回見るみたいになったけど
体力テスト終了後はじめての授業で言葉もなかなかに伝わらなくてやりたかったことうまくできなくて、、、
きっとあれでまたワタシがやろうとしてることは無意味なことって思われたんやろうなって
次の日の6年生の授業も見てほしいっていったけど忙しいからみんな無理って
いっつも部屋で携帯いじってるだけやん~って。
子どもたちも隣のクラスが自由に遊んでたらそっちに交じっちゃったり、
できないことやしんどい動きになると座って見るだけになったり、
できるだけみんなでできる運動、たのしい運動を考えてるつもりやけど
なかなか届かないこともある、、、
それでもワタシが提供する運動をたのしくやってくれる子はいるし
できないことを必死に練習してやろうとする子もいるし
授業の中で目いっぱい汗かいて「先生暑いねー!」ってすっきりしてる子をみると力がみなぎってくるわけで
やっぱがんばんなきゃなー!!ってなる!!
やからまたCPと話をしてみて
なんで授業に来てくれないのとかいろいろ話してみて
仕事が忙しいとかは一番大事な仕事である授業に来ない理由ではないとは思ったし
腑に落ちないこともたくさんあったけど
とりあえず最後まで話聞いてくれたし、これからは一緒に授業してくれるって言ったし
いったん信じてみようかなって。
運動能力をあげるっていう結果だけじゃなくて
運動が楽しかったり、友達と協力したり、できないことができたり、ルールを守ったりっていう
1つ1つの授業もすごく大切にしたい。
モンゴルのこたちもっといろんなこと身につけられるよって
教師がこの子たちにはそんなことできないって思ったりしないでって
そういう考えも変化していってほしい
大人を変えるのはなかなかに難しい
全員ワタシより教員経験は長いし、プライドもあるけど
そこで萎縮しちゃってたら変わらんから
自分が伝えることにしっかり自信もって伝え続けようと思う。
はやめに誰かしらに響くといいなーーー
2学期ラスト一週間ホントにちょっとしんどかったけどうやむやならずに終われてよかったなって今は思うし、問題に向かってみてよかったって自分褒めたい気持ちもある(笑)
とりあえず今は一緒に授業してくれるっていう言葉信じてみる!!!
いつかこんなことに悩んでたことあったな~って笑って見返せたらいいな~(笑)
それも結局自分のがんばり方次第なんよな!きっと!