2年め1学期
タイトルどおり2年め1学期の話。
書き残したいことあるな~!とたびたび思っていたら
気づけば1学期終わっちゃってた、、、(笑)
モンゴルの学校は8週間くらい授業やって1~3週間ほど休む4学期制。
長い長い夏休みが明ける1週間前くらいから登校し衝撃情報を知る。
カウンターパートが9月末まで学校に来ない。
新校舎をグラウンドに建てるため学校のグラウンドがなくなる。
なんだって~😲!!
始まる前にやりたかったことの予定が大幅に崩れていく、、、
さらに追い打ちをかけて始まって1週間は時間割が決まってなくて授業一切なし。
それでもなんとかはじまって、カウンターパートが帰ってきて、と
そうこうしているうちに先生たちの試合があるから体育教員召集され
ぬけた先生たちの授業を残りで埋めるorその先生の担当のクラスは体育の授業がなくなる等々
慣れたけどやっぱり疑問には思ってしまうこのモンゴルの制度
授業より優先するのものが多すぎるんだよな~(p_-)
と、まあ培われ続けている大きな制度に嘆いてもしょうがないので、
自分は自分のやれることをと思い、細々と活動。
1、体づくり運動
ただ遊ばせるのは体育じゃない!いつも同じことをしていてもおもしろくない!
ずっと提供し続けていきたい体づくり運動の領域。
どんな子どももいきいき楽しそうに取り組む様子を見ているとやっぱりモンゴルでも浸透すればいいのにな~とすごく思う、、、🌀
じゃんけん列車
手つなぎ鬼
2、マット運動、組体操
試合で5人中3人の先生が2週間半抜ける10月はじめ。
きょねんはわからないうちやったし、モンゴル語も子どもとの信頼関係もまだまだな中ひとりで入らされたのでズタボロやったこの週間でしたが、
ことしはこうくるとわかってて作戦練ってたし、ぜったいにひとりでは受け持たないと伝えていたので授業らしい授業ができた(^O^)
2、3年生に対してはマット運動!ゆりかごでさえもみんな「楽しい~!」って何度も何度も繰り返しててもっといろんなこと教えてあげたいな~って
マットを自分たちで用意する、片付ける、脱いだ靴をそろえる等すばらしかったよ◎
4、5年生は組体操!授業数2時間できる簡単なもので。
いつもケンカが絶えなくてすきな友達とすきなように遊ぶのが目立つ5年生には特に、みんなで息を合わせて1つのことを完成させるっていうことを体験してほしかった!
クラスによってだいぶ差がでちゃったりしたけどどのクラスも最後までやりきった!
マット運動も組体操の動きもやっぱり得意苦手がすごくわかれる分野で、でも練習すればわりとできるようになる分野で達成感が味わいやすい教材だと思ってるけど、
2、3年生はできなくてもわりと一生懸命何度も何度もやるけど
4、5年生はどうもできないとやらないっていう選択をする子が多いなあ、、、(特に男子)
と感じた週間でもあった。むずかしいな~
それでもなんとかうながしてってしてみるけど、1回の授業で80人も入るとできない子ひとりひとりをケアするのはホントに大変
そんな中とかで練習してる子だったり、友達が教えていたりする姿も発見できたり👀
試合に借りだされず残っていた先生がすごくちゃんとしている先生だったので、
その先生と子どもたちをきちんと指導できてできる子が増えたのはすごくよかった!
組体操のBGMが「できっこないをやらなくちゃ」なのは完全に自己満~(笑)
3、専門的な指導
7年生(中2)に対しては、体づくり運動もだけど専門的な競技の指導も。
今回は‟クラウチングスタート”を少し
高校の実習で見せていただいた授業を参考に自分でも付け足して
クラウチングスタートのポイント。練習方法いろいろ。理論的な話。
スタンディングとの比較。ワークシート授業。
スポーツにおいて「知る」っていうことも大事!
結果的にはスタンディングよりクラウチングの方が速くなった子は少なかったけど
ほじめて触れる運動に興味深く取り組んでて、これからもこの学習を覚えていてほしいなと
それにしても中学生でも先生のお手伝いやりたいやりたい~!みたいなのかわいすぎる♡
主に学校の授業に関しては、1学期こんな感じかな~
順調じゃんみたいに書き残したら思うけど、そんなわけでもなくて
ワタシがこれをやりたい!といえば先生たち手伝ってくれるけど
べつにむこうからなにか手伝ってほしいとかわからないことがあるとか求めてくることはなくて、
かといって授業ができてるわけもなくて放置だって多いし
そうしている時は体育館を締め切って開け閉めできないよう閉ざしていたりで
そんなのを見るたびにすげーーー嫌な気持ちになってしまう。
けっきょくワタシが自己満で進めてて先生たちはなにも変わる気成長する気がないのかな~って。
だけど他の人から子どもが「ゆりこ先生に〇〇を習った!」っていうので見せてもらったよ、とか
教えてあげたことをして遊んでいる子どもをみると子どもたちのためには間違ってないのかなとは思うし、
きょねんよりは確実に授業をしている先生の姿も増えてると思うし、
まあホントに少しずーつ少しずーーつだな~と思うようになった:)
授業をちゃんとやろうとしているときにはひっそりこっそりサポートに入ってT2として子どもの様子を見るのも楽しい☆
先生たちが自分で考えた授業に自信もっていつでもできるように
いろんな引き出しつくっていけるように
残りの9ヶ月与えられるものは提供し続けていくつもり。
少しでも多く受け取って取り入れてもらえたらうれしいな~